DE10へ発光ダイオード(LED)組み込み

携帯電話のバックライトなどのLED電流制御IC(LT1932)がありまして、これが何と電源電圧1.5Vでも動作します。
ということでプラレールの動力である乾電池1本でLEDを点けてみましょう。


<部品入手>
周辺パーツがセットになったキット(LT1932昇圧部品セット)がオーディオQ様で発売されてましたのでLEDと合わせて購入しました。
このキット、基板寸法が1センチ前後で部品はゴマ粒の大きさです、普通にハンダするとコテの方に部品が付きます。
1台分の必要個数
 ・LT1932昇圧部品セット×1
 ・日亜化学白色LED3φ×2
 ・東芝高輝度LED赤3φ×2
※購入するときは販売単位があります

<昇圧基板作りのコツ>
1.かまぼこ板の中央に両面テープで基板をとめる
2.ピンセットで部品をつまみ、シリコンコーキング剤を爪楊枝で少量取り部品の端子以外に塗って基板にのせる
3.全てのせたらシリコンが固まるまで24時間ほど待つ
4.ハンダ付けする、コテ先とハンダは電子基板用の細い物を使って手早く行う
5.LEDも仮り付けして点灯テストする(必ずLEDを付けてから給電すること)
6.かまぼこ板から外して完成
※かまぼこ板にこだわる必要はありません、カセットテープのケースなどでOKです
※シリコンが部品の端子につかないよう注意してください
※この方法で失敗しても恨まないでください、最終的に出来るかどうかは腕次第です

<取り付け>
1.LED取り付け穴を0.5ミリ→1ミリ→3ミリの順で広げる
2.LEDをつけて瞬間かセメダインでとめる
3.基板を天井裏側につける、メンテナンス性を考えて両面テープで固定
4.LED−基板−駆動ユニットを配線で結ぶ
5.完成!
※LED4個を直列で結線すると定格の20mAですが2個並列の2組直列にするとLED1個辺りの電流は10mAで消費電力半分の割に明るさは変わりませんでした

<感想>
まぶしい白色の光は何とも驚きです、部屋を暗くすると懐中電灯が走行してるような感じです
電池の消費はLEDの定格で使用した場合モータと同等なので寿命半分というところです
最近は電球色LEDなども出てきましたので楽しみです





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